白い巨塔
Post by 新三
久しぶりに平日にお休みを頂いて昼間にテレビをつけると、白い巨塔が再放送されていた。
山崎豊子さんの人気長編小説であるが、1966年に映画化され2003年にはテレビドラマ化され大ヒットしている。私は知らなかったのだが、韓国でもドラマ化されているようである。内科医の里見と外科医の財前の対比が面白いドラマである。現在では准教授、当時は助教授という現場の責任者がおりなす人間臭さが非常に面白い。現在の医者の世界ではこのようなことは多分ありえないのだろうが、医療過誤、医療裁判など問題が起るさなか、再度ドラマ化されたのであろう。個人的には、政界版白い巨塔がもしあるのであれば見てみたいと思うのは私だけだろうか。
このドラマを見ていると財前とは何て酷い人間だと思う反面、非常に分かる部分が多いだからこそこのドラマはヒットしたのではないだろうか。 里見先生という人物が非常に光るが、最終的に大学病院から追い出されてしまう。過去の里見より現在の里見のほうがちょっとだけかっこよく描かれているところが面白い。間違っているものに対して間違っていると大きな声で言うことが必要だとドラマは教えてくれる。しかし、大学を去らなければならない。決して栄転ではない最後を迎える。
ドラマを楽しみにしておられる方もおられるだろうから、結末を書くのは避けるが、最終的にみんな不幸になってしまう。少なくとも里見が大学に復帰して大学を復権してくれるとかでないと、里見のような行動は難しいと思えてならない。
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