古典落語その2
Post by 新三
喜八さんも好きな古典落語ですが、新三も好きです。別にわざわざ、無理して書いているわけではなく、上方落語であればかなりの本数を見ています。
城内実(きうちみのる)さんはSP版が趣味だそうですが、私は落語が好きです。特に上方落語が好きです。落語は、東西で違った文化として江戸落語と上方落語があるようです。例えば、江戸落語で有名な時そばは、上方落語では時うどんとして知られており中身の話も違ったものに成っています。江戸落語の主人公が職人さんであるのに大して、上方落語では商人(あきんど)が主人公になることが多いです。それぞれの文化を象徴しているところが面白いのではないでしょうか。時そばの元の話が時うどんだったり、するらしいのですが他にも同じ題目で違う演目(噺)や、違う題目で同じ演目(噺)があるなど非常に面白い対比があります。
ここからは、もっと趣味の噺になりますので、興味のない方は読まないほうがよいと思いますが、私が特に好きな噺は、地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)で、この噺は1時間も掛かる噺で特に人間国宝(重要無形文化財保持者)である桂米朝が得意としている噺です。この噺はいつ見ても非常に面白いです。当然、地獄での一部始終が噺になっており、最近に亡くなった悪い人がたくさん登場する噺です。特に、罪人が途中で溺れそうになって生き返ったらどうすると、地獄の鬼達を驚かせる様は何度見ても飽きません。落語が非常に不思議なのは、何度同じ噺を見ても面白く笑えます。他国の方々にはなかなか理解できない『笑』の文化であると言える点です。私が、天才だと思った落語家は桂米朝の筆頭弟子だった桂枝雀です。残念ながら過去形で書かなくてはならないのですが。桂枝雀は約9年前に自殺されています。桂枝雀は落語会の大名跡である桂米團治を継ぐことを待望とされていたましたが、かなわず1999年に故人になっています。桂米団冶がどれだけ大名跡かというと、人間国宝の桂米朝の師匠が桂米團治となります。さらに、歌に歌われたこともある浪速の春団治こと桂春団冶の師匠も桂米團治になります。ちなみのこの落語会の大名跡桂米團治を、桂米朝の実子である桂小米朝が継ぐことで2008年の秋に復活させることが決定しています。今から襲名披露講演が楽しみでなりません。自らの師匠の名前を自らの弟子であり息子である小米朝に継がす粋な計らいを出来る桂米朝は本当にスケールが大きい落語家だとおもいます。今ではリアルタイムで見ることが出来なくなった桂枝雀の落語が心に響きます。
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4 Responses, Comment or Ping
■ Comment
喜八
驚きました!
じつは私も桂米朝師匠が大好きです。
「現役」の噺家では文句なしに最高峰だと思っています。
故・桂枝雀師匠もよかったですね。
落語だけでなくて俳優でも素晴らしい方でした。
NHKで放送されていた「なにわの源蔵事件帳」は毎回楽しみに観ていました・・・。
2008 / 05 / 3
新三
喜八さんもお好きでしたが。
なんとなく内輪うけの気配もありますが(笑)
米朝師匠と枝雀師匠は師弟関係ですが、
あそこまで正反対の落語をやる師弟というのも珍しいと思います。
枝雀師匠のお弟子さんの、
桂べかこ(桂南光)さんは、枝雀さんの人柄に惚れて
弟子になることを決めたそうです。
人柄が役柄にもにじみ出てますね。
2008 / 05 / 3
喜八
> なんとなく内輪うけの気配もありますが(笑)
城内実さんを熱烈応援している新三さんと私が「趣味」の点でも一致しているのが面白いですね(笑)。
2008 / 05 / 4
新三
>城内実さんを熱烈応援している新三さんと私が「趣味」の点でも一致しているのが面白いですね(笑)。
全くその通りです。
類は友を呼ぶ。って言うのでしょうか。
考えが近いから行動も近くなるのかもしれません。
2008 / 05 / 5
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