レジスタンス(抵抗勢力)
Post by 喜八
2005年の「郵政解散総選挙」で「郵政民営化」法案への反対を貫いたがゆえに「抵抗勢力」というレッテルを貼り付けられ、落選の憂き目を見た城内実さん。
最近、私(喜八)は小泉・竹中政権下の「抵抗勢力」とはまさしく「レジスタンス(仏 Résistance, 英 Resistance)」であったのだなあ、と思い至りました。
第二次大戦時、ナチス・ドイツに占領されたヨーロッパ諸国やドイツ国内で、ナチスへの抵抗運動「レジスタンス」が行なわれました。
言うまでもなく、これは「命がけ」の戦いでした。
城内実さんたち「抵抗勢力」は、日本の「レジスタンス」であったのだ、と私は思います。
たとえば、フランスの例を考えてみましょう。
フランスとドイツは何度となく戦争を繰り返してきた間柄です。
第二次大戦においてフランスは、ドイツの「電撃戦」により、あっけなく制圧され降伏しました。
ドイツによる占領下で「ナチス様マンセー族」ともいうべき「ヴィシー政権」が誕生。
「ナチス様は強いんだから、我々フランス人はナチス様に付いていくしかないでしょう。ナチス様に従っていれば、フランス民族は100年安泰です。ナチス様マンセー! ハイル! ヒトラー!」という人たちがいたかどうかは知りませんが(笑)、とにかく占領軍(ドイツ軍)にひたすら従ったフランス人が多数存在したのは歴史的事実です。
しかし、「ナチス様マンセー族」ばかりがフランス人ではなかった。
「ナチス何するものぞ!」と祖国の解放に命をかけた者たち、徒手空拳に近い貧弱な戦力で強大なドイツ軍に戦いを挑んだ者たちも少なくなかった。
彼ら彼女らこそ真の「フランス魂」の持ち主、「レジスタンス」です。
ちなみに多くの対独レジスタンス活動においては「極右」と「極左」が共闘したことが知られています。
そりゃ、そうです。
祖国が外国軍によって占領されているときに「お前は『右』だ! 俺は『左』だ!」なんていがみ合っていても意味ないですから。
もし、そんな者がいたとしたら、よほどの馬鹿者かナチスの手先と看做《みな》されても仕方ありません。
「レジスタンス」は「抵抗勢力」。
第二次大戦時ヨーロッパのレジスタンス活動から、現代に生きる日本人が学ぶべき点は多いように思います。
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